立体機動装置が壊れた。
外門から次々入ってくる巨人に苦戦。
ジャンは死んだ兵士の立体機動装置をもらう。
その際仲間に助けられて生還。
そのことが後調査兵団入りの後押しになる。
本作の主題。
作者はキャラクターの行動や話の展開から「自由とは何か」を定期的に問いかけてくるので、考えながら観よう。
ここでは「どれだけ世界が残酷で恐ろしくても、自由のために戦え!」と説く。
壁内人類が巨人に対して何らかの成果を挙げたのはこれが初めて。
シガンシナ区奪還作戦から帰還。
巨人は掃討。
二体捕獲に成功。
死者、行方不明者207名。
負傷者897名。
兵団は巨人掃討後、死者の確認と伝染病を防ぐため遺体の回収を行なっている。
巨人に食われて死亡。
マルコはジャンが死んだ兵士の立体機動装置を外すのに苦戦している際、巨人の注意を逸らし助けてくれた。
死んだ理由はライナー、ベルトルト、アニの秘密の話を聞いてしまったため、彼らに立体機動装置を奪われて置き去りにされた。
ジャンはその後もマルコのことをずっと気にしており、かなり後半でもこのことが理由でライナーをボコボコにする。
複線ではない。
同期のマルコを殺して流石に罪悪感が生まれたのだろう。
ライナーは平気な様子。
エレンは憲兵団管轄の元、地下牢に幽閉されている。
そもそも巨人化の謎は残ったまま、その処遇も決まっていない。
シガンシナ区の家の地下室に巨人の謎を解く秘密が隠されていることが調査兵団にも共有された。
ここから地下室へと到達することが、本作の大きなプロットとなる。
現状、シガンシナ区の外門、内門は破壊され、ウォール・マリア内側は巨人の世界となっている。
地下室に到達するには、
・シガンシナ区内門の封鎖
・ウォール・ローゼ内巨人の掃討
・シガンシナ区内巨人掃討
・シガンシナ区外門封鎖
が必要。
門の封鎖にはまたまたエレンの巨人の力が必要。
巨人の調査を目的とする調査兵団からすれば、エレンの巨人の力も地下室の謎もぜひ欲しいところ。
表向きは「人類の活動領域回復のため」という大義名分もあるので、ここで調査兵団はチャンスと見てエレン獲得に乗り出す。
エルヴィンは「鎧の巨人」も「超大型巨人」もエレンと同じ原理、つまり人の巨人化とみる。
賢い…
ここでは「壁内人類を巨人から救い出す鍵」という文脈で使われているが、恐らくエレンの脳裏にはこの時点で「地ならし」のイメージがある。
キャラクター引用サイト:https://shingeki.tv/season1/character/#0
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