2021年1月~3月
原作:HERO・萩原ダイスケ「ホリミヤ」
監督:石浜真史
シリーズ構成・脚本:吉岡たかを
キャラクターデザイン:飯塚晴子
色彩設計:横田明日香
美術監督:守安靖尚・薄井久代
撮影監督:佐久間悠也
CG ディレクター:宮地克明
編集:木村祥明
音響監督:明田川 仁
音楽:横山 克
制作:CloverWorks
製作:「ホリミヤ」製作委員会
堀 京子:戸松遥
宮村伊澄:内山昂輝
石川 透:山下誠一郎
吉川由紀:小坂井祐莉絵
仙石 翔:岡本信彦
綾崎レミ:M・A・O
河野 桜:近藤玲奈
井浦 秀:山下大輝
沢田ほのか:麻倉もも
柳 明音:福山潤 進
藤晃一:八代拓
谷原マキオ:千葉翔也
井浦基子:金元寿子
堀 京介:小野大輔
堀 百合子:茅野愛衣
堀 創太:寺崎裕香
学校では地味だが実はピアスにタトゥーの宮村君と、学校ではキラキラして人気者だが家では地味な格好で小さい弟の母代わりをする堀さんを中心とした学園ラブコメ。
堀さんと宮村君の関係性が時にコミカルで、時に切なくて、とても人間味が溢れていて引きこまれた。
キレたときの宮村や、デレる堀さんのギャップの破壊力も抜群。
周りの友人たちも個性豊かで、テンプレ感もなく生き生きとしていた。
特に大きなゴールに向かっているわけでもなく、日常の中に時折スパイスがかかる程度で平凡に過ぎていくのだが、実は宮村君が心の壁を打ち破れるかが主題。
ラストで、あくまで平凡な日常の中に答えを見いだす宮村君に静かに感動した。
ただ、自分の人生や日常と比較するとため息が出そうなのでその点では危険な作品かもしれない。
同年代よりは大人の方が楽しめそうな学園ラブコメとなっている。
心理劇としては「クズの本懐」に匹敵する作品。
ただし、「クズの本懐」ほど人間の心の奥にまでは迫っていないが。
視聴後の、暖かく柔らかいなにかに包まれる感じは希有だと思った。
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