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進撃の巨人 Season2 第1話(26話)「獣の巨人」解説

https://shingeki.tv/season2/©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
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本記事は完全ネタバレ解説です。

ご注意ください。

Season1 第25話解説を見る

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公式サイト、Wikipedia他

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壁の中の巨人

そもそもこの壁は無数の巨人が硬質化して作ったもの。

ラスト、エレンの発動する「地ならし」でその巨人たちが壁から出、世界に進撃する。

巨人に日光を当てるな

あんまり本筋とは関係ない。

ウォール教

古代に本当にあった出来事(巨人が壁になる)が後世に伝わるうちに神格化され、宗教になったと思われる。

「壁は人類を守る神」というのも間違いではない。

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12時間前

ウォール・シーナ南区の城に調査兵団が駐留している。

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点線のあたり。

 

上官たちは完全武装し、新兵は私服待機。

以下、その理由。

 

エルヴィン団長は104期調査兵団の中にアニと同じ巨人化できるものがいると推理した。

また街中で巨人化されると甚大な被害が生じるため、郊外の古城に新兵を体よく隔離した。

新兵のみ私服待機させたのは、前回の壁外調査で立体機動装置を身につけたまま巨人化したアニを取り逃した経験から。

巨人化した兵士がまた何らかの方法で巨人化を解き逃げようとしても、立体機動装置がなければ簡単に捕らえられる。

また、ウォール・ローゼ外は既に巨人が入っているし、ウォール・シーナ内は王都に近いので論外。

となると場所はウォール・ローゼ内のどこかになる。

 

 

伏線

コニー「こっから南行くと俺の村が近いんだぜ」

コニーの出身のラガコ村。

今後何度も出てくるので覚えておこう。

 

 

ミケの台詞

「各区に伝えろ、恐らく104期調査兵団の中に巨人はいなかった」

この台詞で上記の作戦が分かる。

プロットを台詞一言に詰め込んでいるので理解が難しい。

ちなみにライナーとベルトルトがいるので調査兵団の作戦は本当は当たっている。

巨人襲来

ここに巨人がいるということは、ウォール・ローゼが突破されたということになる。

しかし実際は違う。

ではなぜウォール・ローゼ内に巨人がいるのか?

 

①ジーク(「獣の巨人」、エレンの異母兄)らが壁を乗り越えラガコ村に到着。ラガコ村はコニーの出身地。

②ジークの脊髄液の入ったガスを村の住民に噴射。ジークの脊髄液を摂取すると巨人化可能となる。また、彼らの中に「座標」が発生し、ジークの命令通りに動く巨人となる。

③ジークらは村を離れ、座標を発動、巨人たちを調査兵団のところに向かわせた。

 

これがウォール・ローゼ内で巨人が発生した真相。

ジークや座標などは今わからなくても大丈夫。

 

 

新兵への命令

新兵は付近の住民を避難誘導。

つい最近まで平和な地域だったため、住民も多く巨人への警戒も少ない。

 

「南方から」に戦慄するコニー。

なぜなら南方には地元のラガコ村があるから。

ライナー

「壁が壊されたってことなのか?」とベルトルトに問う。

アニが硬質化し、自分とベルトルトがここにいるということは、他の「9つの巨人」の継承者が壁を壊して壁内に侵入したということ。

ただ、ライナーたちは誰が何の理由でそうしたか知らない。

周りから見れば皆と同じ理由で驚いているように見える。

サシャの故郷

北の森にある。

ここでの出来事も後々伏線となってくる。

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ライナー

コニーの出身村への避難誘導協力を申し出る。

それは建前で、本心はどうして巨人がウォール・ローゼを突破したのか探りたい。

ライナーたちはジークがやったことをまだ知らない。

【伏線】回想シーン

子供の頃からミカサに守られてきたエレン。

ここへきてミカサを守りたいという気持ちが生まれたのか。

マフラーはミカサとエレンの関係性を示すメタファー。

ミカサはエレンが最後の最後でアニを仕留められなかったことから、エレンが自分から離れていきそうな気がしている。

改めて巨人化のことを考えてもエレンはもうかつてのエレンではない。

マフラーがミカサの手から離れ落ちたのはその気持ちのメタファー。

しかしエレンはそれを拾い、再度ミカサに手渡す。

まだエレンはミカサをちゃんと気にかけている。

 

 

ミカサの表情

エレンが「それもうボロボロだな、今度支給品に新しいのあったらもらっといてやるよ」と言うと、ミカサはやや表情を堅くして黙る。

エレンがこのマフラーの意味をわかっていないことに不満。

エルヴィンの部下の発言

団長室らしき部屋にリヴァイが入ってきた時、部下の男が「104期の監視にミケ分隊長があたったのは正解でしたね」と言う。

やはり104期から巨人をあぶり出す作戦家だった。

「獣の巨人」

「9つの巨人」のひとつ。

中身はエレンの異母兄ジーク。

彼がラガコ村(コニーの故郷)で自身の脊髄液入りガスを噴射し、村人を巨人にさせ操っている。

ジークについては後に詳しく描かれる。

 

 

「獣の巨人」が馬を掴んだ

普通、巨人は人間以外の生き物を殺さない。

だから馬が「獣の巨人」の近くを通り過ぎてもミケは安心していた。

それを突然掴んだのでかなり驚いた。

「まさか!」と言ったのは、こいつも「女型の巨人」のように知性を持っているのかということ。

そもそもミケらは104期生の中からそうした知性を持った巨人の本体を探ろうとしていた。

しかしどうやらそれは104期内にはいないと判明したところだった。

だからミケは「獣の巨人」を奇行種と断定した。

その上で馬を掴むという意外な行動に出たので驚いた。

話す「獣の巨人」

「9つの巨人」は熟練すれば話せる。

また、「獣の巨人」や他の数体は無垢の巨人に命令できる。

「獣の巨人」は「待て」と命令したのに巨人がいうことを聞かないので驚いた。

能力は絶対ではないらしい。

 

ジークはパラディ島(この土地)の観察に来た。

エルディア人や立体機動装置などは初見で、サンプルに持って帰るつもりらしい。

ジークの目的についてはかなり複雑なので回を追いながら理解するべし。

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進撃の巨人 Season2第2話(27話)解説へ

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