10年代
近未来の火星が舞台の音楽群像劇。 実際は現代アメリカとほぼ同じで、ちょっと入りにくいと感じる人もいるかも。 近未来の火星としたのは、移民や貧困など現代のアメリカの問題を中和しながら取り上げるためだろうか?
恐らく原作のいくつかの話をつなげたのだろうが、まとまりがなく、いったに何が見せたかったのか全く分からなかった。
今どき珍しい和風王道バトルもの。 どこかジャンプ黄金期を彷彿とさせるが、プロットは現代的でサクサク気持ちよく進む。
いわゆる異世界ものだが、そんじょそこらの作品とは全く次元が違っていた。 異世界物とは思春期の男の子の妄想を具現化したストーリーに他ならない。
中学2年に進級した高木さんと西方。 相変わらずの関係性だが、高木さんはどこか艶っぽくなっている。 一方の西方はまだまだ子供っぽいのがなんかリアル。
よくある学園変態ハーレムものかと思いきや、意外にしっかりとプロットが練られていて、厭きずに最後まで観ることができた。
「思春期と性」という主題に真っ向から挑んだある意味文学的なアニメ。 高校の文学部に所属する非モテ女子や、その同級生の男の子たちが性に開花していく様は正に青春そのもの。
よくある学園コメディだが、ギャグに徹底しているところが特徴。 ハイテンション過ぎず、かといってすべっているわけでもなく、淡々とした面白さが最後まで続く。
謎の無人島に漂着した女子高生4人がおりなすサバイバルコメディ。 女子高生×サバイバルというミスマッチが新鮮。 その中の1人、ほまれは幼少期から父親にサバイバル術をたたき込まれてきた。
奇術部のドジっ子先輩と主人公がおりなすお色気コメディ。 そこそこエロいのでそこは注意。 ギャグセンス、テンポ感、キャラなどどれも秀逸で、観ていて厭きなかった。 内容ははっきりいってないに等しいが、15分アニメなのでそれが逆にちょうどよかった。
ありそうでなかった筋トレコメディ。 強烈なキャラ、ちょうどいい萌え感、とことんくだらないギャグ、それらに反比例するような正確なフィットネスの知識とのミスマッチが斬新で、一気に引き込まれた。
ジョルノ・ジョバーナが主人公、イタリアを舞台にしたスタンド使いギャングの抗争を描いた作品。 できれば第3部は先に観ておきたい。
ギルド戦後の武装探偵社の新たな戦いを描いたシーズン。 初見ではきついので、最初から観た方がいい。
ハンターハンターの世界観に銀魂のような雰囲気を足した作品。 原作は中国の漫画家。
わりとよくある学園ハーレムもの。 ストーリーがしっかりしてるのと、意外とキャラが立っていることで面白く観られた。
なろう発、異世界転生チート系。 個人的には、なろうでも異世界でもチートでもハームでも、キャラがよかったり内容が面白ければ問題ない。
学園ラッキースケベ集。 徹底したテンプレと馬鹿馬鹿しさがむしろ潔い。 内容は驚くほどないが、なぜか面白く観られた。 かなりエロいはずだが、馬鹿馬鹿しさの方が勝っているので、エロい印象があまりない。
社畜と世話焼きキツネがおりなす日常コメディ。 これといって特筆すべき点はないが、特に悪いところもない。 見終わってみるといったい何がいいたかったのか全然思い出せないが、つまんなかったかというとそうでもない。
非名古屋人の主人公が名古屋愛あふれるヒロインたちと過ごす衝撃の日常を描いたコメディ作品。 非名古屋人目線で描いていることから、名古屋を全く知らない人の方がかえって楽しめる。
手塚治虫原作の文芸漫画。 体制の犠牲として生まれてきた主人公が、成長と共に個を取り戻していくという主題。 アクションも迫力があってよかった。
川柳で自分の思いを告げる女子高生とヤンキーの学園ラブコメ。 川柳は単なるガジェットとして使っているだけなので、文学性とかはない。
成長した天才ピアニスト・一ノ瀬海がショパンコンクールに挑む話。 第1期同様、音楽への力の入れ方は見事で、音楽アニメとしては「響け!ユーフォニアム」や「四月は君の嘘」と並ぶ傑作。
作画や演出など、第1シーズンをきっちり踏襲していて安心した。 第2シーズンはよりドラマ性が深くなっている。 それも主人公や主要人物だけではなく、こんな人まで? といったところまできっちり光を当てて いるところが律儀。
大人気シリーズの最新作。 キリトやアスナが出てくるので期待していたが、とにかく展開がめちゃくちゃ遅くて退屈だった。
全く期待はしていなかったが、とてもよくまとまっていた。 猫と引きこもり小説家の同居生活を描いた作品。
好きな人と一つ屋根の下で暮らすことになった高校生が主人公の恋愛ドラマ。 テンポがよく、ドラマも複雑すぎず単純すぎずちょうどいい感じ。 萌え萌えしすぎていない作画も好印象。
キャラを増幅させただけで基本的には第1期と同じ。 前回ちょっと気になった顔芸はやや落ち着いていたような気がした。
明治時代にタイムスリップした女子高生が森鴎外や小泉八雲といった明治の偉人たちにちやほやされるという女性向けハーレムアニメ。 元はいわゆる乙女ゲーというもの。
好きな相手に自分から好意を伝えられず、なんとかして相手から自分への好意を証明しようとする男女の恋愛心理コメディ。
世界観がよくわからず、出しておくべき情報が極端に少ないまま話が進んでいくので何が起こっているのか全然わからず、感情移入もできなかった。 なんとなく全体的に「めんどくさいことは描きたくない」という意志を感じた。